知っておくべきインビザラインのデメリット
インビザラインのメリットは、マウスピースが目立たない、装着感が良い、矯正に伴う痛みが少ないなど、数え上げたらきりがありません。それだけに、極めて人気の高い矯正法となっています。ただ、どんなに優れた治療法にも必ずデメリットを伴う点に注意しなければなりません。そこで今回は、インビザライン矯正を受ける前に知っておくべきデメリットを詳しく解説します。
適応できないケースもある
インビザラインの技術は年々進歩しており、幅広い症例に適応できるようになりました。ただ、今現在もワイヤー矯正ほど万能ではなく、適応できないケースもあります。例えば、抜歯をして歯を大きく移動させるような場合は、ワイヤー矯正の方が適しているといえます。これはインビザラインに限らず、マウスピース型矯正全体にいえるデメリットです。
装着時間を守らなければならない
インビザラインのマウスピースは、1日20時間以上装着しなければなりません。この装着時間を守れないと、治療計画に大きな乱れが生じます。ケースによっては、治療をし直さなければならないため、十分注意しましょう。
飲食の際にはマウスピースを外す
これはメリットであると同時に、デメリットでもある特徴です。なぜなら、飲食の際にマウスピースを外すということは、治療を始める前と同様の食生活が送れるからです。ただ、水以外の飲み物を飲む際にもマウスピースを外さなければならず、その点を面倒と感じる人は少なくありません。そういう意味ではデメリットともとらえられます。
まとめ
このように、インビザラインには3点ほどデメリットがあります。逆にいうと、それ以外の特徴はメリットばかりなので、大変優れた矯正法といえます。ですから、インビザラインに関心のある方はデメリットはもちろん、メリットも把握した上で検討することをおすすめします。